生物の遺伝情報を伝えるRNAの骨格を作る糖「リボース」を、
東北大の古川善博准教授や米航空宇宙局(NASA)などで作るチームは、1969年にオーストラリアに落ちたマーチソン隕石など3種類の隕石を分析した。
その結果、マーチソン隕石と2001年にモロッコで見つかった隕石からリボースを発見。リボースに含まれる炭素原子の特徴を分析したところ、この分子が地球由来ではないことが確認できた。40億年以上前の太陽系誕生初期に作られ、隕石とともに地球に飛来したとみられる。
生命を構成する物質の由来を巡っては、地球外から飛来したという説と、地球で作られたとする説がある。これまでの隕石の分析で、RNAの材料となるリン化合物などは見つかっていたが、糖は見つかっていなかった。
地球外の有機物に詳しい東京薬科大の山岸明彦名誉教授は「欠けていた部分を埋める重要な成果。宇宙にRNAを作る材料があったと証明された」と話した。
◆RNA=生き物で遺伝情報の伝達やたんぱく質の合成の際に使われる鎖状の分子。糖「リボース」に別の有機化合物やリン化合物が結合した構造を持つ。
"に" - Google ニュース
November 19, 2019 at 05:18AM
https://ift.tt/2NXCeoG
生命の起源、宇宙から飛来?隕石に遺伝物質の材料…40億年以上前に作られた可能性 - 読売新聞
"に" - Google ニュース
https://ift.tt/2q0a0jR
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "生命の起源、宇宙から飛来?隕石に遺伝物質の材料…40億年以上前に作られた可能性 - 読売新聞"
Post a Comment