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【日本語メモ】気になる…自分が支払うのに「課金」 - 産経ニュース

世界保健機関(WHO)の総会では、オンラインゲームなどのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」が新たな依存症として認定された(宮崎瑞穂撮影)
世界保健機関(WHO)の総会では、オンラインゲームなどのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」が新たな依存症として認定された(宮崎瑞穂撮影)

 ちょっと古い話になりますが…。今年5月に「ゲーム依存は病気」という記事がありました。世界保健機関(WHO)の総会で、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム障害」を新たな依存症として認定したというものです。記事によると、『ゲーム障害は、ゲームをしたい衝動が抑えられなくなり、日常生活よりゲームを優先し、健康を損なうなど問題が起きても続けてしまう特徴がある』と定義されています。また『家族や社会、学業、仕事に重大な支障が起き、こうした症状が12カ月続いている場合に(ゲーム障害と)診断できる』としています。

 この記事に続くサイド記事で気になる表現が…。記事の最初は『WHOが認定した「ゲーム障害」の患者は、ネット接続型のオンラインゲームが原因となる場合がほとんどで、多額の「課金」により、消費者金融から借金するケースもみられる』。次の段落にも『関西地方に住む男性(34)は、(中略)ゲームを有利に進める有料アイテムを入手する「課金」を繰り返した』。ここに出てくる「課金」という言葉に、私はものすごく悩みました。

 本来、課金とは「料金や使用料を課す」という意味で、オンラインゲームでいえばゲームを運営する業者側が利用者に対して使う言葉です。ここでは明らかに「利用者が業者側に料金を支払う」という意味で使われていて、意味が正反対になってしまっているのです。

 オンラインゲームの世界では、有料サービスに対する支払いという意味で普通に使われているというのですが、普段オンラインゲームをやらない私にはどうにも抵抗感があります。

 何か言い換えの言葉はないかと考えはしたものの思いつかず、結局はそのままということになりました。ただせめてもの抵抗(?)で、最初は『多額の課金』だったのを『多額の「課金」』とカギかっこをつけました。ここでいう「課金」が普通の意味では使われていないという意味合いを少しでも出したかったからです。その後の『「課金」を繰り返した』のほうには最初からカギかっこがついていたので、そちらと合わせる意味もありました。

 その後もしばらく言い換えの言葉を考えたのですが、これはというものは思いつきません。要は「有料サービスに対して対価を支払う」ということですから、強いて言うなら「購入」になるでしょうか。ただ、上記の記事の「課金」を「購入」に置き換えたところでしっくりくるものではありません。悩ましき「課金」。何かよい言い換えはないものでしょうか。(よ)

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