【ストックホルム=稲村雄輝】ノーベル化学賞を10日夕(日本時間11日未明)に受賞する吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)は2005年、「サラリーマン研究者」の集大成として、大阪大で博士号(工学)を取得した。当時、博士論文を指導した吉野
大学の研究者は、研究成果を論文にまとめ、学術誌に投稿して公表する。企業の研究者は他社に成果を利用されないよう、特許の取得を目指すケースが多い。
今年10月に読売新聞の取材に応じた吉野名誉教授によると、博士号の審査では、大学の研究者のように論文を書いてこなかった点を指摘する声も上がったという。だが、吉野名誉教授は「博士論文で紹介された特許の内容が素晴らしく、『これは必ずノーベル賞になるで。応援せんとあかんで』と言って、審査を押し通した」と笑顔で振り返った。
吉野名誉教授はかつて、00年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹・筑波大名誉教授(83)と共同研究した。白川さんが開発した導電性高分子「ポリアセチレン」は、吉野彰さんがリチウムイオン電池の試作第1号の負極材に使った物質だ。吉野さんは京都大出身だが、「白川先生とつながりの深い先生の下で指導を受けたかった」と話している。
吉野名誉教授は「枠にとらわれず、色々な人の意見を取り入れる柔軟性が彼をノーベル賞に導いた」と喜ぶ。授賞式は、大阪府岸和田市の自宅でテレビニュースなどで見る予定だ。
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December 10, 2019 at 10:17AM
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吉野彰さん論文、14年前に指導の名誉教授「必ずノーベル賞になるで」と予言 - 読売新聞
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