HUAWEIの「novaシリーズ」や「honorシリーズ」と言えば、ハイエンドな「Pシリーズ」の仕様をほぼそのままコストダウンしたような、コストパフォーマンスの良さが特徴ですが、それは最新のnova 5Tでも健在です。価格は5万4000円(税別)と手頃でありながら、SoCにはHUAWEI P30 Proと同じKirin 980を採用。RAMは8GBで、ストレージは128GB。残念ながらmicroSDには非対応です。
▲ディスプレイは6.26インチ 2340x1080のTFT。ノッチはなく、左上にパンチホールカメラを搭載します
▲背面のイメージはP30シリーズと共通。novaロゴの主張がはげしいです
▲右側面には、電源ボタンと共有の指紋センサを装備
▲nanoSIM x2のデュアルSIMに対応。microSDや独自のNMカードも使用できません
まさにハイエンド並みの仕様ですが、細かなところで防水防塵やFeliCaに非対応など、仕様を落とされている部分もあります。
そんなnova 5Tの最大の特徴は、HUAWEI P30 Proのような4眼カメラを搭載すること。もちろん、LEICAレンズではありませんし、50倍ズームもありませんが、デジタル10倍ズームには対応しています。
16MP(F2.2)の超広角カメラ、48MP(F1.8)のメインカメラ、2MP(F2.4)の被写界深度測定用カメラ、2MP(F2.2)のマクロカメラという構成。なお、フロントカメラは32MP(F2.0)です。
カメラは、標準・広角などを切り替えるのではなく、ズーム倍率によって自動的に切り替わります。ただしマクロだけは手動選択ですが。
倍率表示をタップする毎に1x、2x、広角と切替わるほか、スライドすることで最大10倍のデジタルズームまで撮影可能です。もちろん、AIによる被写体・シーン判定にも対応しています。
以下、実際に撮影してみたサンプルです。なお、EXIFをみると、標準が35mm換算で26mm、広角が17mmとなっていました。
▲標準(26mm相当)
▲5倍ズーム(135mm相当)
▲10倍ズーム(260mm相当)
10倍までいくと手ブレを含めて粗が目立ちますが、5倍ズーム辺りまでなら、なんとか常用できそうです。
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December 16, 2019 at 10:00AM
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Kirin 980に4眼カメラを搭載したHUAWEI nova 5T実機レビュー - Engadget 日本版
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