Search

神戸悲願の初タイトル チームの形整い鹿島に快勝 - 日本経済新聞

こと決勝戦にかけては、状態や内容が悪かろうとも悪いなりに押し切るのが鹿島だった。そうでもなくなったのは時代の流れなのだろうか。生まれ変わった初々しい「国立」は、最初の勝者に神戸を選んだ。

【関連記事】サッカー天皇杯、神戸が初優勝

前半、2点目のゴールを決める神戸の藤本

前半、2点目のゴールを決める神戸の藤本

俗に言う「(プレスが)はまらない」状態で、鹿島は後半半ばまで無為に過ごしている。4バックの鹿島と3バックの神戸とでは人の配置が微妙にずれ、神戸に人とボールの抜け道ができやすい。ズレで浮いて自由になるのがイニエスタであれば、好きに展開されるのも自然の理だった。

「こういう試合はどちらが先にリズムをつかむか。序盤でつかめたのが大きい」と神戸の酒井。前半の2得点はともにゴール前の藤本の足元へ予期せずボールが転がり込み、当てたというよりは運良く当たったもの(1点目はオウンゴール)。

記念すべき新国立の第1号に「持ってます」と笑いつつ、自負も付け加える。「ああいう位置にいたり、走り込んでいたりするのが大事なので」。今季半ばに大分から加入、大分時代の2得点も含めて年間で鹿島から4得点。この相性、運だけでは説明がつかない。

トロフィーを手に笑顔を見せるイニエスタ(右)とビジャ

トロフィーを手に笑顔を見せるイニエスタ(右)とビジャ

春はリーグで7連敗。6月からフィンク監督のもと、チームの輪郭を整えてきた。「スタイルが定まってこなかったが、(やっと)自分たちのサッカーを見つけた」とポドルスキは在籍の3年間を踏まえて語る。「一人ひとりが、持っていたポテンシャルを発揮できるようになった。外国人選手にも遠慮せずぶつかり、言うべきことは言う。1つ線を越えたというか」と酒井は感じるとも。

港町よろしく外国人は豪華なれども、チームとしてはどことなく味が薄い。そんな一団が少しずつ、熟成したチーズになりつつあるのだろう。

(岸名章友)

初割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が最長2月末まで無料!

Let's block ads! (Why?)



"に" - Google ニュース
January 02, 2020 at 06:45PM
https://ift.tt/2MNzVU8

神戸悲願の初タイトル チームの形整い鹿島に快勝 - 日本経済新聞
"に" - Google ニュース
https://ift.tt/2q0a0jR
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "神戸悲願の初タイトル チームの形整い鹿島に快勝 - 日本経済新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.