【ワシントン=中村亮】ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)が2019年秋に野党・民主党幹部との電話で、マリー・ヨバノビッチ元駐ウクライナ米大使の召還の経緯について調査を促していたことが29日、分かった。民主党のエリオット・エンゲルス下院外交委員長が明らかにした。ヨバノビッチ氏をめぐってはトランプ大統領が不当に召還を指示した疑いがあり、民主党は上院の弾劾裁判でボルトン氏の招致を改めて強く求める。
エンゲルス氏によると、19年9月23日の電話でボルトン氏は自発的にヨバノビッチ氏の話題を取り上げた。エンゲルス氏は声明で「彼は不適切なことが起きたと強く示唆していた」と主張した。トランプ氏は9月10日にボルトン氏を解任しており、電話はその2週間後にあったことになる。ボルトン氏は3月に出版予定の著作で「ウクライナ疑惑」の真相に触れるとされ、弾劾裁判での招致が焦点になっている。
ヨバノビッチ氏は19年春に召還された。20年11月の大統領選で民主党の有力候補であるバイデン前副大統領の不正疑惑に関する調査をウクライナ政府に促す取り組みに非協力的だったことからトランプ氏が召還したとの見方がある。米メディアは最近、18年4月にトランプ氏がヨバノビッチ氏の解任を指示したとする動画を報じていた。
29日に始まった弾劾裁判のウクライナ疑惑に関する質疑でもボルトン氏の扱いに多くの質問が集まった。民主党上院トップのシューマー院内総務は「ボルトン氏らを招致せずに疑惑の全容を把握した上での評決を出せるのか」と質問。検察官役の民主党下院議員は「それは無理だ」と答えた。一方でホワイトハウスの法律顧問は19年12月に終了した下院の弾劾調査の一環で招致すべきだったと指摘し、裁判での証言は不要だと訴えた。
トランプ氏はボルトン氏に対する批判を強めた。29日にツイッターで周辺の反対を押し切りボルトン氏を大統領補佐官に起用したと説明。だが北朝鮮に完全非核化を先行させる「リビアモデル」を提唱するなどの多くの過ちを犯したと非難した。ボルトン氏は海外での軍事攻撃に前向きとされており「彼を解任していなければ今ごろ第6次世界大戦が起きている」と断じた。
米CNNテレビは29日、ホワイトハウスがボルトン氏の弁護士に書簡を送り、ウクライナ疑惑の真相に触れると報じられている著作に「大量の機密情報が含まれる」と指摘。現状のままでは出版は認められないと主張した。ウクライナ疑惑を深めかねない著作の出版にホワイトハウスが待ったをかけた形だ。
ボルトン氏は著作について機密など含まれていないかを確かめるため、草稿をホワイトハウスに提出していた。
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January 30, 2020 at 03:43AM
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ボルトン氏「ウクライナ大使召還の調査を」民主に促す - 日本経済新聞
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