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米軍、中東に増派へ-精鋭部隊司令官の殺害でイランとの緊張高まる - ブルームバーグ

イランの精鋭部隊司令官をイラクで殺害した米軍は、中東でのプレゼンスを強化する。匿名の米当局者2人によれば、第82空挺師団から約2800人をクウェートに派兵し、今週先に送られた約700人の部隊に急きょ合流する計画だ。中東にはすでに約6万人の米軍が展開している。

  米国防総省は2日夜、トランプ大統領の指示を受けたバグダッド国際空港付近での空爆により、革命防衛隊の有力者ソレイマニ司令官が死亡したと発表。トランプ氏は3日、同司令官は米国民への攻撃を計画していたと述べた。

  トランプ氏はフロリダ州パームビーチに所有する会員制高級リゾート「マールアラーゴ」で記者団を前に、ソレイマニ司令官が米国の外交官や軍関係者の攻撃を計画していたと主張。「邪悪な攻撃は差し迫っていた」と説明した。

  さらに「われわれは昨夜、戦争を止めるために行動した」とし、「戦争を始めるために行動したのではない」と述べた。

  トランプ氏はこれより先にツイッターへの投稿で、イランでの抗議活動で犠牲になった人々を含め「数百万人もの死は、ソレイマニ司令官が直接的、間接的に関与したものだ」と主張。「ずっと昔に排除されているべきだった」と述べた。

Iranians March Following U.S. Iraq Airstrike

テヘランで開かれた抗議集会。殺害されたイラン司令官の写真を掲げる群衆。

撮影:ブルームバーグ

  イランの最高指導者ハメネイ師は、ソレイマニ司令官を殺害した者に対する「手厳しい報復」を表明。米国務省は、緊張の高まりを理由に米国民に対しイラクからの即時退去を命じた。

  イランのザリフ外相はツイッターで、米軍による同司令官殺害を「国際的なテロ行為」と非難。「米国は不正な冒険主義の結果について全責任を負うことになる」とし、「極めて危険で愚かなエスカレーション」だと批判した。 

  革命防衛隊コッズ部隊を率いていたソレイマニ氏は、イラン・イラク戦争の兵役経験者で、イラクとシリアにおける過激派組織「イスラム国(IS)」打倒に尽力し、米国の影響力に対抗する人物としてイランで称賛される著名人。ジョージタウン大学のシニアフェローで、米中央情報局(CIA)元職員のポール・ピラー氏は、イランは反撃を迫る「強い圧力」にさらされるだろうと述べ、対立がエスカレートする可能性はにわかに高まったと指摘した。

原題: U.S. Sending More Forces to Mideast as Iran Tensions Rise (1)(抜粋)

Trump Says Soleimani Was Plotting to Kill More Americans

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January 03, 2020 at 12:32PM
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