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世界各国に留学中の日本人学生の皆さんへ(3月31日更新) - 文部科学省

※新型コロナウイルス感染症については日々状況が変化していることから、外国留学中の日本人学生の皆さんにおいては、外務省や現地の日本国大使館等からの連絡が確実に受けられるよう、在留届・たびレジに渡航情報を登録いただくとともに、外務省や現地の日本国大使館等のホームページにおいて最新の情報を随時把握するようにお願いします。

※また、日本学生支援機構「海外留学支援制度」及び「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の支援を受ける学生の皆さんは、本メッセージとあわせ、「海外に派遣中・派遣予定であった日本人学生の皆さんの奨学金の取扱いについて」(本ページ下部リンク)も必ず確認してください。

※新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、日本政府は各種水際対策をとっています。この関係で、厚生労働省からのメッセージがございますので、日本への帰国の際は【こちら】をよくご確認ください。なお、「海外留学支援制度」及び「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の奨学金については、後述のとおり、帰国後の待機場所の確保が困難な場合や、公共交通機関を利用せず待機場所に向かうことが困難である場合は奨学金の支給を継続することとしております。学生の皆さんにおかれては、個々がおかれている状況について所属大学等に密に連絡をとってください。

 新型コロナウイルス感染症の感染者数とこれによる死亡者数については、世界的に急激な増加が見られ 、世界保健機関(WHO)は、3月11日、この感染症の拡大がパンデミックと形容されると評価しました。その後も感染は世界的な広がりを見せており、3月31日現在、新型コロナウイルス感染症による感染者は累計で176ヶ国・地域、約76万人以上となっています。

 また、感染拡大のスピードが加速しています。世界全体の感染者が最初の10万人に達するまで60日以上かかりました。しかし、20万人に達するまでは11日、30万人に達するまでは4日と加速し、直近ではわずか2日間で10万人増加しています。また、幾つかの国々では、連日、数百人規模で死者数が増加しており、重症者に対する十分な医療体制が追いつかない事態も発生しています。

 日本においては、この10日余り、海外において感染し、国内に移入したと疑われる感染者が連日10人を超えて確認されており、これら帰国・入国者が、国内で陽性と確認された事例全体に占める割合も3月下旬では4人に1人となっています。

 これらの状況を総合的に勘案し、3月31日、外務省は、世界49か国・地域に対し、感染症危険情報レベルをレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))に引き上げるとともに、レベル3の国・地域を除く、全世界に対し、感染症危険情報レベルをレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)に引き上げています。
 留学中の日本人学生の皆さんにおいては、感染の地理的拡大の可能性に注意し、現地の状況が悪化する可能性も念頭に、各国の出入国規制や検疫措置の強化に関する最新情報を確認するとともに、感染予防に万全を期してください。


危険度
(1)レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)

アジア インドネシア、韓国全土、シンガポール、
タイ、台湾、中国全土、
フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア
大洋州 オーストラリア、ニュージーランド
北米 カナダ、米国
中南米 エクアドル、ドミニカ国、チリ、
パナマ、ブラジル、ボリビア
欧州 アルバニア、アルメニア、英国、
北マケドニア、キプロス、ギリシャ、
クロアチア、コソボ、スロバキア、
セルビア、チェコ、ハンガリー、
フィンランド、ブルガリア、ポーランド、
ボスニア・ヘルツェゴビナ、モルドバ、モンテネグロ、
ラトビア、リトアニア、ルーマニア、
アイスランド、アイルランド、アンドラ、
イタリア、エストニア、オーストリア、
オランダ、サンマリノ、スイス、
スウェーデン、スペイン、スロベニア、
デンマーク、ドイツ、ノルウェー、
バチカン、フランス、ベルギー、
ポルトガル、マルタ、モナコ、
リヒテンシュタイン、ルクセンブルク
中東 イスラエル、エジプト、トルコ、
バーレーン、イラン
アフリカ コートジボワール、コンゴ民主共和国、モーリシャス、
モロッコ


(2)レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
 上記(1)以外の全世界
 

 なお、以下の厚生労働省ホームページ「水際対策の抜本的強化に関するQ&A」問1に掲げる『検疫強化対象地域(※1)』及び『入管法に基づく入国制限対象地域(※2)』の国・地域から4月末日までの間(期間更新の可能性あり)に日本に帰国する場合は、検疫所長の指定する場所で14日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないようお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html#Q1-1

 文部科学省から、留学中の日本人学生の皆さんが在籍する日本の各大学等に対しては、学生の皆さんと速やかに連絡が取れる体制の構築に加え、在留届・たびレジへの登録の指示、定期的な安否確認、随時の所在の把握(留学先近辺にいるのか、別の場所にいるのか等)に努めるとともに、留学中の学生の皆さんの不安解消のための必要なサポートについて対応いただくようお願いしています。
 皆さんにおいても、各大学等から皆さんへの連絡が迅速に行えるよう、また、何か不安なことや困ったことがあれば所属大学等にすぐに相談できるよう、在籍大学等への連絡先の登録や情報の報告を行うとともに、大学等との連絡を密にとっていただくよう、ご協力をお願いします。

 また、「海外留学支援制度」及び「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の奨学金を支給する日本学生支援機構に対しても、大学等を通じて学生の皆さんから一時帰国等の相談があった場合は、留学計画の一時中断の手続き等をとるなど、奨学金支給について柔軟に対応するよう要請しています。
 さらに、これまで両制度においては、派遣学生の皆さんの身の安全や健康を守る観点から、感染症危険情報レベル2上の国・地域への留学については、奨学金の支援対象外としてきたところですが、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に伴い、航空便の減便・運休が多く発生していること、学修プログラムがオンラインに切り替えられ継続されている例が見られることから、①速やかな帰国が困難な場合(待機場所の確保が困難な場合や、公共交通機関を利用せず待機場所に向かうことが困難である場合も含む)や、②留学中に感染症危険情報レベル2以上となり、やむなく一時帰国した場合であって、帰国後もオンライン等により留学先大学等の学修を継続していることが確認できる場合は、奨学金の支給を継続することとしました。詳細は、「海外に派遣中・派遣予定であった日本人学生の皆さんの奨学金の取扱いについて」(本ページ下部リンク)を確認してください。

 加えて、新型コロナウイルス感染症による影響をふまえ、第二種奨学金(海外)の応急採用が新たに始まり、募集しておりますので、詳細は以下リンク「独立行政法人日本学生支援機構ホームページ」から「新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変し、第二種奨学金(海外)応急採用を希望される学生の皆様へ」を確認してください。

 留学生の皆さんにおいては、外務省や現地の日本国大使館等からの連絡が確実に受けられるよう、在留届・たびレジに渡航情報を登録いただくとともに、外務省ホームページにおいて最新の情報を随時把握するようにお願いします。あわせて、各大学等から皆さんへの連絡が迅速に行えるよう、また、何か不安なことや困ったことがあれば所属大学等にすぐに相談できるよう、在籍大学等への連絡先の登録や情報の報告を行うとともに、大学等との連絡を密にとっていただくよう、ご協力をお願いします。

高等教育局学生・留学生課留学生交流室

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