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インド・ムンバイの感染者、5万1000人に 中国・武漢を上回る - BBCニュース

インドの金融の中心地ムンバイで10日、新型コロナウイルスの感染が確認された人が5万1000人に達し、感染の発生源となった中国・湖北省武漢市を上回った。

インドでは感染者が急増しており、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、これまでに確認された感染者の数は27万6583人となっている(日本時間11日午後2時時点)。

このうち約9万人は、ムンバイが州都の西部マハーラーシュトラ州で確認されている。

首都デリーでも感染者が急増している。当局は7月末までに同市でさらに50万人以上が感染すると予測しているという。

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インドは新型ウイルスの感染拡大を食い止めるため約3カ月間続けてきた厳格なロックダウン(都市封鎖)について、6月からの緩和を決定。これとほぼ同時に感染者が急増し始めた。

6月8日にはショッピングモールや礼拝所、オフィスが再開。これに先立ち、店舗や市場、公共交通機関がすべて再開されていた。

しかし専門家たちは、同国に大規模な経済的損害を強いることとなったロックダウンを緩和するほかに選択肢はなかったとしている。

すでに数百万人が仕事や生計の道を失い、企業は閉鎖に追い込まれている。また、飢えへの恐怖から、日雇いの出稼ぎ労働者が多数、都市部を逃げ出した。一夜にして公共交通機関が停止したため、その大半は徒歩で移動した。

人類の悲劇と呼ばれる状況の中、出稼ぎ労働者の多くは極度の疲労や飢えで死亡した。

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数週間もの間、インドでは比較的COVID-19(新型ウイルスの感染症)患者の数が少なく、専門家たちを困惑させた。人口が密集し、公立病院の資金が不足しているにも関わらず、多数の感染者や死者は出なかった。

感染者の少なさは、ウイルス検査の実施率が低いことが要因と言える。しかし、死者の少なさは説明がつかなかった。感染が確認されていないインド人の多くは入院が必要なほど重症化しないのではないかとの期待があった。これが、政府にロックダウン緩和を促すことにもなった。

しかし最近の感染者数の増加は、インドでは単純に感染のピークが遅かったことを示していると専門家たちは指摘する。

一方で専門家たちにとって気がかりなのは、各州がロックダウン期間中に医療施設の強化を進めたにもかかわらず、複数の主要都市の病院がひっ迫しつつあることだ。COVID-19のような症状が現れている人たちが追い返されていると訴える声が複数上がっている。

(英語記事 Mumbai overtakes Wuhan peak as Covid cases spike

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June 11, 2020 at 01:09PM
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