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カイル・バス氏、香港ドルのペッグ崩壊に賭けるファンド-関係者 - ブルームバーグ

Hong Kong one-hundred and twenty-dollar banknotes are arranged for a photograph in Hong Kong, China, on Thursday, April 23, 2020. The Hong Kong Monetary Authority intervened for a third straight day this week to defend its currency peg as the local dollar touched the strong end of its trading band.

Photographer: Paul Yeung/Bloomberg

ヘッジファンドマネジャーのカイル・バス氏が創業した ヘイマン・キャピタル・マネジメントは、香港ドルと米ドルとのペッグ(連動)制が崩壊する方向にいちかばちかの賭けを行う新たなファンドをスタートさせている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

Hayman Capital Management Chief Investment Officer Kyle Bass Interview

カイル・バス氏

フォトグラファー:David Paul Morris / Bloomberg

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、バス氏は香港ドルのオプションを使い、新たなファンドの資産に200倍のレバレッジを導入する手法を用いる。  

  このストラテジーは、香港ドルが米ドルに対し下落すれば桁外れの利益を生むが、ペッグ制が1年半後も無傷のままなら、投資家は資金を全て失う仕組みだ。

  香港ドルが40%下落すればリターンが64倍になる可能性をバス氏が潜在的投資家に伝えたと関係者1人は明らかにした。「ヘイマン香港オポチュニティーズ・ファンド LPプロディジャス・シリーズ」は今月1日に開始予定だったという。

  このストラテジーのためにバス氏が集めた資金の額は明らかではない。同氏はコメントを控えている。

  香港ドルと米ドルとのペッグ制は1983年以降、度重なる投機的な攻撃にさらされながら存続し、ジョージ・ソロス氏を含む著名投資家の意表を突いてきた。香港ドルに狙いを定めることで、バス氏はペッグ制の崩壊のタイミングを計ることができると考えているようだ。

  2008年の世界的な金融危機に先立ち、サブプライム(信用力の低い個人向け) 住宅ローン市場の崩壊を予見する投資を行ったバス氏は、中国共産党の声高な批判でも知られる。先月には米誌ニューズウィークに寄稿した 論説で、香港が「民主主義と強圧的な中国共産主義とのイデオロギー衝突のグラウンドゼロ(中心地)」になっていると主張した。

Hong Kong's currency peg has held firm since 1983

原題: Kyle Bass Eyes 200-to-1 Leverage for New Bet on Hong Kong Crash(抜粋)

(ファンドの詳細などを追加して更新します)

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