イギリスの新型コロナウイルス対策を策定している非常時科学諮問委員会(SAGE)の委員が、人類は新型ウイルスと「何らかの形で永遠に共存していく」ことになるだろうと話した。
サー・マーク・ウォルポートは、人類は今後、定期的に新型ウイルスのワクチンを接種するようになるだろうと述べた。
一方サー・マークは、当時よりも人口が密集し、旅行も増えているため、ウイルスが広がりやすいと指摘した。
また、世界の人口も当時よりかなり増えていると述べた。
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BBCのラジオ番組に出演したサー・マークは、パンデミックを制御するには「世界的なワクチン接種」が必要だが、天然痘のように「ワクチンで撲滅」できるような病気ではないかもしれないと話した。
「このウイルスは何らかの形で永遠に我々と共存していくもので、ほぼ確実に定期的なワクチン接種が必要になる」
「インフルエンザのように、定期的にワクチンを受けなおすことになると思う」
WHOのテドロス氏は、スペイン風邪の収束と比較し、現在の技術があれば新型ウイルスを「もっと短い期間」で抑制できるだろうと話した。
スペイン風邪では少なくとも5000万人が亡くなっている。
欧州で感染拡大
米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、新型ウイルスでの死者は8月23日時点で約80万人。これまでに確認された感染者は2300万人を超えるが、不十分な検査や無症状の感染者の存在があることから、実際にはもっと多くの人がウイルスに感染しているとみられている。
サー・マークはまた、COVID-19が再び「手の負えない状況」になる「可能性がある」と警告した一方、現在は広範囲なロックダウンではなく、的を絞った対策を取っていくことになるなるだろうと話した。
欧州ではここ数週間、ふたたび新型ウイルスの感染者が増えている。最初のアウトブレイクを抑え込められていたいくつかの国でも、感染拡大がみられる。
「現在、感染経験があるのは国民の5人に1人以下だ。つまり人口の80%は罹患の可能性がある」と、サー・マークは指摘した。
「感染による被害を最小限に抑え人々を守りながら、社会を継続させていくのは非常に難しいバランスだ」
サー・マークはまた、欧州や世界の他の地域での感染拡大も懸念していると話した。
こうした中、イギリス政府は新しい渡航規制を発表。22日午前4時(日本時間23日午前0時)からは、クロアチアとオーストリア、トリニダーゴ・トバゴから帰国者にも14日間の隔離が課せられることになった。
そのため、週末には多くのイギリス人が数千ポンドを費やして、期限までに帰国しようと急いでいる。
先週にはフランスとオランダからの帰国者に対しても同じ制限が課せられたため、似たような混乱が起きていた。
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August 23, 2020 at 10:27AM
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