ソニーはついに、プレイステーション5の後方互換性によりプレイできないPS4ソフトを明らかにしました。その数は日本向けタイトルではわずか2本、北米版でも10本に留まっています。
同社は「後方互換機能:PS5でプレイできるPS4ページ」にてPS4専用のゲーム、すなわちPS5ではプレイできないPS4ゲームを公開。日本向け/北米向けリストは次の通りです。
日本向け
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Robinson: The Journey
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Joe's Diner
北米向け
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DWVR
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Afro Samurai 2 Revenge of Kuma Volume One
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TT Isle of Man - Ride on the Edge 2
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Just Deal With It!
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Shadow Complex Remastered
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Robinson: The Journey
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We Sing
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Hitman Go: Definitive Edition
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Shadwen
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Joe's Diner
北米向けリストにあって日本向けにないものは「日本版が発売されていない」ものです。
ソニーのPS5後方互換(PS4)に関する説明は、はじめ「人気PS4ゲーム上位100本のほぼすべてが動く」と表現され、のちに「PS4ゲーム4000本以上の大多数は動く」と補足されていました。さらに9月中旬には「99%は動く」との公式発言もあり、今回ようやく具体的なタイトル名が確定したかっこうです。
PS5の後方互換は主プロセッサのGPU自体にPS4およびPS4 Proレガシー(互換)モードを搭載することで実現したと説明されています。しかしプロセッサのクロック数などが大幅に向上していることから、タイトルごとに逐一検証する必要があるため、正式発表までに時間がかかったと思われます。
ほかPlayStation Blogでは、PS5でPS4タイトルを遊ぶ方法につき詳細な情報が公開されています。まずダウンロード版に関しては、PlayStation NetworkにサインインするとPS4でプレイしたゲームライブラリが自動的にメニューに表示され、互換性あるタイトルが遊べるとのこと。
それに加えてダウンロード版のゲームやセーブデータをPS4本体からPS5本体へ、有線またはWi-Fiでデータ転送も可能。さらにはPS4に接続した外部USBストレージに保存している場合はその外部ストレージを使用して移行もできるとのことで、データ量が膨大なゲーム本体を改めてネット越しにダウンロードしなくても済むもようです。
そしてディスク版ゲームについて。こちらはディスクドライブ搭載モデルではそのままプレイできる一方で、ドライブのないデジタル・エディションでは当然遊べません。ただし「お手持ちの PS4 ゲーム(パッケージ版・ダウンロード版)を PS5 向けダウンロード版にアップグレードできる“ことがあります”」とされています。
すでに一部のSIE WWSタイトルについてはパッケージからダウンロード版にアップグレード可能と発表済みですが、それを超えてPSPからUMDドライブのないPS Vitaに移行する際に採られたUMD Passportのような施策が行われるのかもしれません。
最後に耳寄り情報としては「PS5上でのストリーミング」に言及されていることがあります。
ひとつは「PS5上でのPS4のリモートプレイ」が可能ということ。つまりPS5にゲームデータを移行してストレージを消費せずにプレイできるわけです。ただし、ストリーミングではPS5のブーストを活用できません。
もう1つはPS Nowのストリーミングにも対応している、ということです。PS4にはPS3以前との後方互換性がなく、そこを歴代PSタイトルが遊べる定額制サービスPlayStation Nowにより補っていましたが、PS5にも引き継がれるかっこうです。
ライバルのXbox Series Xは初代~Xbox Oneまでの後方互換性が(Xbox Oneでサポートされていた範囲内で)約束されていますが、PS5で昔のゲームを遊びたい欲求は有料という制限付きであれ叶えられそうです。
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