日本のテーマパークに、世界初の「実物大」とされる常設のゴジラ像が姿を見せた。10日にオープンしたアトラクションに利用されている。
神戸市に程近い淡路島にあるアニメパーク「ニジゲンノモリ」に設置されたこのゴジラ像は、頭部の高さが23メートルある。胴体部分は地中に埋まっている想定になっている。
ゴジラは口を大きく開け、ギザギザの牙をむき出しにしている。うなり声も上げる。
口に向かってワイヤーが張られていて、来場者はそれを滑車で滑り降りる「ジップライン」を楽しめる。
初代の2倍以上に成長
ゴジラの大きな魅力といえば、その大きさだ。映画ファンらは、ゴジラが月日と共に急成長していると指摘している。
当初は高さ50メートルだったが、昨年の映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」では高さ120メートルにまでなっている。
台湾の自称「筋金入りのゴジラファン」は、映画スクリーンでのゴジラの大きさの変化をイラストにまとめ、米誌ニューズウィークに取り上げられた。
淡路島に登場したゴジラ像は、高さ120メートルの全身を見せているわけではない。とは言え、これまで他で作られたゴジラ像よりは大きい。有名な、東京の新宿東宝ビルにあるゴジラの頭部は、高さ12メートルほどだ。
「実物大のゴジラ像はこれしかないはずだ」と、「ニジゲンノモリ」を運営するパソナグループの広報担当者は話す。
「海外の方も含め、ゴジラファンの皆さんにぜひ来てもらい、映画のスクリーンでしか知らないゴジラの迫力を感じてもらいたい」
ゴジラは、ゴリラとクジラを合わせたのが名前の由来とされる。映画に登場するとポップカルチャーの偶像となり、30作以上のシリーズ映画が作られた。ビデオゲーム、おもちゃなどの関連商品も生んでいる。
映画界の伝説
ゴジラ映画の1作目は、本多猪四郎監督(故人)の指揮で作られ、1954年11月に東宝が公開した。
まだテレビが家庭に普及していなかった時代の日本で、960万人の観客を呼ぶ超ヒット作となった。
その後、外国でもファンが増えるにつれ、ゴジラ映画は日本の戦後社会と核兵器への懸念のメタファーだとする評判も広まった。
ファンタジー作家のスティーヴン・D・サリヴァン氏はかつて、ゴジラとその映画について、「第2次世界大戦末期に日本が経験したことが反映されている」、「想像を超えた破壊と、『こうなったのは自分たちのせいだ』という感覚がどこかしら絶えず」表れていると書いた。
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October 10, 2020 at 10:30AM
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