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ミニLED搭載iPad Proに続報。台湾サプライチェーンが生産準備中のうわさ - Engadget 日本版

ミニLEDとは液晶バックライトに用いられる技術であり、ローカルディミング(部分駆動)技術と組み合わせて「部分的にバックライトを消灯」することで純度の高い黒を表現しつつ省電力も実現するもの。
有機ELパネルが得意としてきた強みを液晶ベースで持ちながら、高コントラストやダイナミックレンジといた高画質に加えて、薄くて軽い製品設計も可能となると見られています。

さて今回のソースとなっているのは、台湾の電子部品業界情報メディアのDigiTimesです。同誌は台湾のサプライチェーン情報に詳しく、これまでもアップル未発表製品につき様々な実績があります。

同誌報道によると、台湾に拠点を置く複数のサプライチェーンメーカーがミニLEDディスプレイ搭載の12.9インチiPad Proで使用される部品の注文を「受け入れる」準備ができたとのことです。

その中でもDigiTimesが詳しく言及しているのが、台湾最大のLEDメーカーであるEpistar(エピスター)です。同社は日本の豊田合成との合弁会社であるTe Opto(豊晶光電)を通じて、アップルからミニLEDチップの注文を受けるとのこと。エピスターが200ミクロン(1ミクロン=1000分の1ミリ)×200ミクロン大のミニLEDチップを供給するとともに、新型iPad Proには最大1万個のミニLEDチップが使用されるとの予測も述べられています。

さらにDigiTimesの情報筋によると、もともとアップルはミニLEDバックライトユニット(BLU)をRadiant Opto-Electronics(台湾メーカーの瑞儀光電)から調達する予定だったものの、同社は生産能力の拡大への投資に慎重だったとのことです。その結果、台湾のGISと韓国LGディスプレイがBLUの注文を獲得する可能性が最も高いとされています。

これら噂話のうち「最大1万個のミニLEDチップを使用」のくだりは、有名アナリストMing-Chi Kuo氏の予測とも一致しています。アップルが新型Mac Pro用に発表したPro Display XDRには576個のLEDが使われていますが、そこから格段に小型化したことが窺えます。

そしてGISは、iPad用タッチパネルの主要サプライヤーとしても知られています。台湾メディアの経済日報も同社がiPad向けのミニLEDディスプレイ組み立てを担当すると報じていましたが、さらに信ぴょう性が高まったかたちです。

Kuo氏はこのミニLED画面採用のiPad Proが2020年第3四半期、すなわち2020年後半に発売されると述べていました。その一方で、背面に3Dカメラを備えたiPad Proが2020年前半にリリースされるとの報道もあります

これら2つは同一のデバイスかもしれませんが、2021年の主力iPhoneが春と秋の2回リリースと噂されているように、ともすればiPad Proも同じ年に2回に分けて新製品が投入される可能性もありそうです。

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