アメリカが11日、新型コロナウイルスによる死者が世界最多になった。米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、死者が2万人を超え、イタリアの1万9000人超を上回った。
アメリカでは前日、1日の死者数が世界最多の2000人超になったばかり。
総人口約3億3000万人のアメリカでは、53万人近い感染者が確認されている。
アメリカで特に感染被害が甚大な東部ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は11日の定例会見で、州の死者数の増え方が安定しつつあるようだと述べた。
クオモ知事は、24時間の死者は783人だったと発表し、ここ数日は同程度の人数で推移していると話した。
「過去最高ではないし、人数がやや安定しつつあるのが分かるが、恐ろしい数字で安定しつつある」、「とてつもない喪失と苦しみを意味する、とてつもない数字だ」とクオモ知事は述べた。
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アメリカ全土で確認された感染者5万2000人超のうち、ニューヨーク州が18万人超を占める。
11日の時点で全米50州の全てが、緊急事態を宣言した。
世界全体の感染者数は日本時間12日午前の時点で、177万6000人超。新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」で死亡したと確認された人は10万8800人超。一方で、40万3000人近くが回復しているという。
イギリスでは11日に917人が病院で死亡し、累計9875人に達した。
スペインでは1日の死者が510人で、過去3週間で最も少ない人数になった。
フランスとイタリアでは死者が増えたものの、集中治療を受けている患者数は減少が続いている。
インド政府は、当初21日までが予定されていた全国的なロックダウン(都市封鎖)を延長する見通しとなった。ジョンズ・ホプキンス大集計によると、インド当局が報告する感染者は8400人超、死者は288人だが、実際の人数はこれよりはるかに多いと懸念されている。
アメリカ国内の対応
米政府の対策を取りまとめるアンソニー・ファウチ国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長は、国全体の感染者と死者数の増加は「安定し、減少しつつある」と述べるものの、外出制限や事業の休業、外出した場合は他人との間に一定の距離をおく「社会的距離」などの対策は継続する必要があると強調した。
連邦政府は全国に「社会的距離」対策を要請しているが、ドナルド・トランプ大統領はこれを今月末に終え、5月1日から国内の経済活動を再開したい考え。
アメリカでは感染者と死者の増大に加え、感染対策のための経済活動制限によって少なくとも1600万人が失業したという。
国民の健康と経済という2つの側面で大問題を抱えるトランプ大統領は10日、制限措置をいつ緩和するかについて、経済や医療の専門家を集めた新しい諮問会議の発足を来週にも発表すると明らかにした。制限緩和は「自分にとって過去最大の決断になる」とトランプ氏は話した。
一方で、連邦議会では追加経済支援策の内容について、議論が続いている。野党・民主党は、中小企業向けの2500億ドル(約27兆円)の追加支援策の対象に、病院や地方政府も含めるよう求めているが、与党・共和党はこれを拒否している。
感染対策
在宅勤務・隔離生活
(英語記事 Coronavirus: US death toll overtakes Italy as world's highest)
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April 12, 2020 at 07:16AM
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アメリカで新型コロナウイルスの死者、世界最多に 2万人超 - BBCニュース
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