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WHOで中国に2つの難題、18日からパンデミック宣言後初の総会 - ブルームバーグ

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を世界保健機関(WHO)が 宣言して以降、初めて開催されるWHO年次総会で、中国は2つの極めて難しい問題を問われる。新型コロナを巡る中国共産党の初動と、台湾のWHOオブザーバー参加だ。

  中国湖北省武漢の研究所からウイルスが流出したと示唆するなど、米国は連日、中国批判を展開。18日に始まる WHO総会では、欧州連合(EU)とオーストラリアが新型コロナの発生源に関する調査呼び掛けで重要な役割を担おうとしている。

米国務長官、中国批判強める-研究所が発生源との主張はトーン弱める

  米国主導の陣営は、コロナ対策を高く 評価されている台湾のオブザーバー参加を後押ししているが、台湾の公式および非公式の外交関係強化を狙ったこうした動きに中国は反発。台湾を自国領土の一部と見なす中国は、長年にわたり国際社会での台湾孤立化を図っている。

コロナ対策の初動早かった台湾、中国との密なネットワークをフル活用

  新型コロナの死者数は世界で30万人を突破。米国とその同盟国が中国との地政学的争いを繰り広げる中で、共産党による事実上の一党独裁体制への懸念が強まっている。WHOが「中国寄り」だとして資金拠出を停止した米国は、WHOに代わる機関の設立さえも示唆している。

  だが中国はWHO総会で大半の加盟国から支持を得るというのが、大方のアナリストの見方だ。総会に参加する200近い国の多くが自国経済の成長を支えるため、世界2位の経済大国である中国との良好な関係を必要としているためだ。その上、WHOの代替組織構想に弾みがつく公算も小さい。

豪経済の極度な中国依存、新型ウイルスで裏目に-漁業から大学まで

  オーストラリアの外交官として中国に赴任したこともあり、現在はローウィー研究所(シドニー)で研究員をしているナターシャ・カッサム氏は、「中国を除いた実効性のあるグローバルな保健機関を想定するのは難しい。米国が台湾参加を決して譲れない『レッドライン』とすることも考えにくい」と述べた。今年のWHO総会はバーチャル形式で 19日まで2日間の予定。

原題: China Faces Angry World Seeking Virus Answers at Key WHO Meeting(抜粋)

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May 18, 2020 at 03:38AM
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